コレクションの作家たち
Ester Šimerová-Martinčeková
1909年 ブラチスラヴァ–2005年 リプトフスキー・ミクラーシュ
スロヴァキア絵画のファーストレディにして、パリ派の中で直接学んだ唯一のスロヴァキア人女性芸術家。ブラチスラヴァに生まれ、グスターフ・マリー(Gustáv Mallý)の学校を経て、中等学校卒業後はパリのアカデミー・ジュリアン(Académie Julian)とアレクサンドラ・エクステル(Alexandra Exter)の私塾に学んだ。早くも1931年にはプラハで個展を開き、美術協会ウメレツカー・ベセダ(Umelecká beseda)の会員となった。戦後はスロヴァキア美術家ブロックの会長を務めた。
最初の夫である医師フランティシェク・シメル(František Šimer)は、ハイドリヒ(Heydrich)暗殺後に落下傘兵を支援したとして処刑された。1947年、法律家で後に写真家となるマルティン・マルティンチェク(Martin Martinček)と結婚し、1952年には夫とともにブラチスラヴァからリプトフ(Liptov)へ強制移住させられ、死去までそこに暮らした。キュビスムに学んだ静物画とチェスの構図の作品は、マルティン・ベンカ賞(Cena Martina Benku、1992年)、フランスの芸術文化勲章(2001年)、リュドヴィート・シュトゥール勲章一等(Rad Ľudovíta Štúra、2002年)を彼女にもたらした。
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